なぜ昔人気だったアニメをリメイクするの?リメイクアニメについて深いとこまで考えてみた
最近流行っている事のひとつに昔流行ったもののリメイクが話題になっています。
特にその傾向が強いのがアニメや漫画です。
昔流行ったアニメや漫画が今になってまた再アニメ化されたり人気があった漫画の続編がまた描かれるようになる事が多くなっています。
これらの流れはかつて流行った漫画やアニメがまた作られる事で、また新しい世代にそれを知ってもらうという機会がある反面リスクもあります。
それはどういう事かというと、かつて流行った漫画やアニメを今になって新しく作っても前の作品を超える事はまずないというのがあります。
まだ超えないくらいなら良いですが場合によっては昔人気になった漫画やアニメのファンから、酷評を受ける事もよくあります。
そういうリスクを背負っているのが昔流行った漫画やアニメを今になってまた新作を作るリスクです。
では、どうしてそういうリスクがあるのが分かっていて今になって続編を描いたり再アニメ化という流れになるのか、というとそれは新しい作品を生み出す力が圧倒的に少ないというのがあります。
もちろん、新しい作品は今でも作られています。ですが、そんな中かつて流行った物がまた新しく作り直す本数が多すぎるというのがあります。
それはやはり新しい物に頼るよりは、すでに流行った物を使った方がリスクはあってもまだ需要が見込めるという考えがあるからです。
確かにかつて流行ったものならその新作の出来が悪くてもかなりの話題性はあります。
それでどういうものかと見てくれる人がかなり出てくるので、いきなりパッとでの作品を作るよりは注目度は大きいのは確かです。
それでかつて流行った物の再アニメ化や続編を作るという流れが最近は多いわけです。
ですが、同時に今はそういうのに頼るしかないという新しいブームを作るだけの元気がない時代とも言えます。
それをもうすべてやりつくしたという事で仕方ない事と考えるか、今はただのリメイクブームに過ぎないと考えるかでかなり将来の見込みも変わってきます。
ただ、現状の漫画やアニメ業界の作品を見ていて感じるのはもう漫画もアニメもピークは越えていて、下っていくだけのような感じを受けます。
昔みたいに見ていて楽しいとかワクワクするような作品が激減している事からもそれが分かります。
ですから、それも制作している側も分かっていて安易なリメイクに走っているようにも思います。
なので今のかつて流行った物に安易に頼る風潮はかなり危うい状況だと思っています。