安心安全な日本であって欲しいのに....。なぜ日本企業の不祥事が多発する？？

不祥事を出す企業が増えているように感じます。以前は粉飾決算が多かったですが、最近はデータ改ざんや誰かが単独で何かをしたという不始末が多いです。
これらのニュースを見る度にまたやらかしたかと口から出てしまいます。

自動車会社の書類偽装が横行していた件は、かなり前から行われていたとあったので驚きました。資格を持つ担当者ではなく無資格者が判子を押していた事例ですが、内容的に危ないことなので、その会社の車を買うのを控えたくなります。

それに、判子を押された車達は普通に私達の生活に使われてしまっているため、今後どうするのか不安です。
ただ、会社の方ではリコールをして対応すると言っているので、収拾がつきそうに見えます。車を購入した人達も落ち着いているため、徐々に沈静化していく可能性が高いです。
ブランドが傷ついたことになりますが、元々規模が大きい会社なので時間が経てば復活することでしょう。

大手 鉄鋼会社で発生した部品に関する不祥事は、我が目を疑いました。その会社で使われている部品は自動車や鉄道車両、または飛行機にまで及んでいて、場合によっては大規模なリコールにも発展しかねない大惨事です。
しかも、記事によると相当昔からやっていたと書いてあり、現場の人間だけでなく管理職も関わっていたみたいです。

この部分は読んでいて呆れてしまいました。管理をする側が不正に参加してどうするのかと、叱りたい衝動に駆られました。

管理体制がずさんとも言えますが、顧客からの厳しい要請に耐えかねて行ったとも出ているので、同情の余地もありそうです。私も会社で働いていた時は、顧客の厳しい要請にうんざりしたこともあったため、その気持ちは分かる気がします。
会社が以前のように戻るかについては何とも言えません。
短期的なイメージダウンは避けられないので、しばらくは元気な姿を見せるのは無理そうです。

不祥事が起こった会社の株価は一旦大きく下げるのですが、大会社の場合は元の水準に戻ることがあります。銘柄にツッコミを入れる人がいつの間にかいなくなり、褒める人が増えるきっかけに繋がるので、この辺は株の面白い所かもしれません。

ですが、不祥事が発覚するとしばらくの間は新聞やテレビでひどく叩かれるので、株を買っても持ち続けるのは至難の業です。
規模がやや小さめな会社の中には、不祥事が発覚した途端にイメージダウンが響いた影響で破綻した所もあります。最近の例ではエアバッグを作っていた会社が有名です。