ダイエットの定番、「炭水化物制限ダイエット」ってたしかに痩せるかもしれないけど....。

世の中の多くの人が関心を持っていることの一つに「ダイエット」がありますね。
テレビやネット・雑誌などを見ていても、本当に次から次へと様々なダイエットが登場してきます。

以前、朝バナナダイエットが大流行した時などは、スーパーからバナナが消えたこともありました。それだけ「ダイエット」というキーワードに関しては本当に沢山の人が敏感になっているんだなぁ…とつくづく思いますね。

そして、数年前から流行が続いているダイエットに炭水化物制限ダイエットがあります。
その名の通り、パンやお米、麺類などの炭水化物を控える（人によっては完全に抜く）というものですね。

流行と言うよりもう定番化しているのかもしれません。
実は私自身、中学生の頃に一度10キロ太ってしまったことがあります（運動部を引退したらブクブクと肥えてしまった）。

それ以降脂肪細胞が増えてしまったのか、かなり太りやすい体質になってしまったので、40代になる今まで様々なダイエットにチャレンジしてきました。

実践してきたダイエットには成功したものも失敗したものもありましたが、その経験から「他のものよりも炭水化物はぜい肉になりやすい」ということを体感的に学びました。
お肉などをたくさん食べたときより、お米や麺類などの炭水化物をたくさん食べたときのほうが、明らかにお腹周りにぜい肉が付くのです。
なので、炭水化物ダイエットが出てきたときに「やっぱりそうだよね、炭水化物って太るんだよね…」と、自分の認識が間違っていなかったことを改めて感じました。

ただ、炭水化物制限ダイエットには賛否両論あるよう。
以前テレビを見ていて、炭水化物抜きダイエット推進派の人が「炭水化物は摂らなくてもいい。不要な栄養素だ」と言い切っているのを見たことがあります。

でも一方、「炭水化物に含まれる糖質は脳のエネルギー源だから、ある程度は摂らないといけない」という意見もあります。
私自身は栄養学の専門家でも何でもないですが、やはり炭水化物を全く摂らないというのは良くないんじゃないかな…と思います。

糖質が脳のエネルギー源だというのもそうですし、糖質が不足すると筋肉が落ちてしまうというのも聞いたことがあります。筋肉が落ちると、結局代謝もダウンして太りやすい体になってしまいますよね。

それに何より、やはり炭水化物って美味しいんですよね。美味しいものを食べて「幸せ～」と感じることはストレス解消にもなります。

そもそもダイエット中というのは我慢することが多くてストレスがつきもの。ストレスが溜まってしまうと逆にドカ食いしたりして失敗するリスクも上がります。
炭水化物が好きな人なら、我慢しすぎるのではなく少し減らす…程度にして、適度に食べたほうが逆にダイエットは成功しやすくなるんじゃないかなと思います。