池井戸潤さん作品ドラマはやっぱり面白い！「陸王」にドはまり中～！

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ここ最近、私のはまってしまったのは、そう「陸王」である。日曜21時TBS系で放映中の社会派ドラマです。
主演は役所広司さん。

その他の俳優人も豪華で、非常に気の利いたキャスティングをしていると感じますね。
若手では、山崎賢人、そして仮面ライダー出身俳優として売れっ子の二人も登場しています。一人は竹内涼真(仮面ライダードライブ主演)、もう一人は佐野岳(仮面ライダー鎧武主演)、若いのに実力派の二人。

そして、阿川佐和子さん、なんと女優業、初なんですが、見ていて、とても初めてとは思えないほどの、自然な演技力には、驚きました。

そして、寺尾あきらさん、しぶいですね。ライバル会社の悪役として、すっかり俳優業が板についてしまった、電気グルーヴのピエール瀧さんですね。主人公の妻役に壇ふみさん、なんか久しぶりの感じがしました。

ドラマの登場人物の年齢層が広く、それぞれの年代、そして、それぞれのポジションや、それぞれの葛藤、思い、プライドが滲み出ている作品であり、回を増すごとに、のめりこんでしまう、そんな魅力あふれる大人のドラマとして仕上がっています。

視聴率も高視聴率を叩き出しているようで、第５話では、北海道地区で、なんと瞬間最高視聴率19.6%をマークしたのです。
スマートフォンの普及やネットテレビ、動画視聴などの増加に伴い、テレビ離れが囁かれている中での、この視聴率は、作品のクオリティ、コンテンツの面白さを素直に評価されている結果的にかと思います。

日曜21時枠のTBSドラマは、これまでも多くの大ヒットドラマを生み出してきました。
今回の「陸王」も池井戸潤の同名小説が原作のドラマです。
これまでもTBSでは、池井戸ドラマを多数製作してきました。社会的現象となった大ヒット作『半沢直樹』『下町ロケット』などです。半沢直樹の成功により池井戸作品に注目が集まり、その後シリーズとして各作品が続いています。

半沢直樹放送終了後、早いタイミングでの続編の要望が強かったのですが、未だ実現していません。しかし、その後の「陸王」はじめ、半沢直樹を凌ぐ面白い作品を生み出し視聴者の心をつかんでいます。

池井戸作品の特徴としては、見ていてスカッと感があるのです。働く世代のお父さんなどにも、よく理解できる内容もまた、惹き付ける魅力でもあります。そして、ドラマにはエースが存在せず、キャスト全員が主人公のような雰囲気があり、まさに全員攻撃、全員守備というところも大きな魅力です。