大阪原発1号機・2号機、廃炉の要因は○○だった？！

電力会社が大飯原発1，2号機の廃炉を決定したという記事がネットの新聞サイトにありました。この発電所は運用が開始されてからかなりの年月が経過しています。

廃炉をすることになったのは、再稼働にかかる費用が莫大な規模に上るからのようです。

原発反対と掲げている人が数多くいる、電力自由化が進み値下げ合戦になったなども理由かもしれません。関西に住む人々の生活を陰から支えていた設備でもあるので、記事を見た時は寂しいと感じました。
こうなったのはかつて東北で起きた震災に要因があります。とは言え、過去で起きた事件をなかった事にはできないので、受け入れざるを得ないです。

以前読んだ新聞によると、福島原発の廃炉にかかる費用は相当な額に上るらしいです。しかも、その費用に使われるのは私達の税金と書いてあったため、腹が立った記憶があります。

大飯原発の記事の方は、廃炉にかかる費用については言及していなかったです。読み手に不安を与えないため、敢えて書かなかったように見えます。
費用ではなく、廃炉作業にかかるおよその期間は記載してありました。期間は数十年と気が遠くなる時間なので、作るのは簡単だが壊すのは難しいと言いたくなりました。

あと、長い時間を設けた理由は、放射能が使われているので処理するのが難しいからです。少しずつ解体していかないといけないので、作業をする人達は大変だなと思います。

記事が掲載されると、対象となる電力会社の株は堅調地合から下落へ変化しました。情報が出てから垂直に近い角度で下がっているので、見ている分としては面白かったです。

将来的に多額な費用負担が発生することになり、利益縮小につながる恐れがあるので、投資家が売りたくなる気持ちはよく分かります。
株価は連れ高により上昇することも考えられますが、ファイナンスを行う可能性もあるため今すぐには株を買う気になれないです。当面は放置して、時間をかけてゆっくりと経過を見守る方が無難かなと思います。

記事の最後には大臣の言葉で、円滑に廃炉プロセスを進めてくれと出ていました。実際にその通りに行くかどうかは政治家次第なので、彼らが何もしない方が円滑に進む気がします。政治家は必要以上に口を挟んだりせず、普通に政務に没頭してくれた方が有り難いです。

美浜1，2号機を合わせるとこれで廃炉は4機になります。まだ7つありますが、今後はこれらも廃炉を進めていくように思えてならないです。行っていくのなら、事業が傾かないように財務状態と相談しながら進めていって欲しいです。