仮想通貨の変化とこれからについて

最も人気のある仮想通貨の価格が、大幅な上昇を続けている記事が気になっています。先物として上場するのが理由と見られていますが、他にも何かがあるような気がしたので色々調べてみました。

その結果、相当な額に上る盗難事件があったことが分かりました。盗難された仮想通貨をお客に渡す目的で、企業側が必死になって買い戻そうとしている場面は想像すると面白かったです。

そして、それを見越して購入を続ける投資家達、これは日本の株式市場でもよく見られる光景です。恐らく、大量に買っているのは個人ではなく、機関投資家だと思います。仮想通貨取引所にある取引板で見た所、おかしなほどの買い注文がいくつも出ていたからです。大人買いとも言えるこのやり方は個人でもできる人はいますが、ごく少数に限られます。

先物に仮想通貨が上場した後は、2つのパターンがあると思います。1つは最近の値動きを持続しつつ、成長をしていくことです。尋常ではない粘り強さがあるので利益確定の売りが出たとしても、下落をものともせず上昇を続けていく可能性もあります。

仮想通貨の価値は面白いことに、日本の大企業の時価総額を次々と超えている状態です。そのため、更に価値が上がっていけば、この通貨を利用できる店舗が益々増えていくような気がします。

上場後に価値が下落に転じた場合は元々かなりの高さにまで上り詰めていたので、底なし沼状態に陥ると予想できます。ネット上で意見を書ける各種サイトでは阿鼻叫喚といった感じになるので、仮想通貨の事を話題に出す人は少なくなるでしょう。ただ、こうなる確率は今の所は相当低いので安心して良いです。

他の新聞サイトでは仮想通貨の急激な上昇に対し、慎重な意見を述べた記事が多数出てきています。その中には、先物の商品としての価値を不安視していることを窺わせる記事もありました。先物になると空売りを仕掛けやすくなるので、敢えて辛辣な意見を書いたようにも見えます。高騰している状態に水を浴びせると、心理が悪化し下落しやすくなるからです。

早い時期から仮想通貨には注目していましたが、購入をしなかったのが悔やまれます。新聞で大幅に下落と毎日のように出ていた時期があったので、怖いと感じたのが買わなかった理由です。
取引所に口座を開設し購入して持ち続けていたら、かなりの大金持ちになっていたかもしれません。気づいた時には遅かったといった感じなので、手を出さず今後も推移を見守るだけにする予定です。