女子の気持ちブログ♪

当ブログは日頃から思っている女子の気持ちや悩みを書いています。ぜひ参考にしてみてください。

TVやSNS、ネットに負けない「ラジオ」の魅力とは?

テレビ離れ」やテレビ番組の視聴率低迷がささやかれる昨今ですが、そんな時代の荒波を一切受けないメディアがラジオの世界です。


様々なコンテンツが登場している情報化社会の中で、ラジオはひときわ地味な存在でもありますが、電池や手動で発電できる携帯ラジオなどを使うことで手軽に電波を受信して聞くことができるため災害に強く、また放送局側もそれを理解しているため災害時にいち早く情報を届ける意識が高いことから多くのリスナーからの信頼を得ています。


他の国と比べても災害が発生するリスクが高い日本では、ラジオは情報を得るための最後の手段として用いられることもあり、その意識は東日本大震災の発生によりさらに高まったとも言えます。


最近ではスマホからラジオを聞くことができるアプリ「radiko」も登場し、より手軽に番組を聞くことができるようになりました。
また地域性の高いFM局など限定的な番組でも有料会員登録をすることで、全国の放送局のラジオを聞くことができるサービスなど、ラジオの新たな可能性を広げるようなコンテンツでリスナーを拡大しています。


ネットやテレビ、SNSなどこれだけさまざまな情報ツールがある中でラジオリスナーはマイノリティな存在であることは否めませんが、番組自体が面白くないというわけでは決してありません。


昨年の12月24日にはニッポン放送で毎年恒例の24時間チャリティ番組「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」が放送され、24時間のパーソナリティをオードリーが担当し、ゲストの萩本欽一さんや南海キャンディーズ山里亮太さん、ゆず笑福亭鶴瓶さんなどとトークを繰り広げながら音の出る信号機を増やすための募金を呼びかけました。


ラジオ番組は2時間の生放送や30分の番組など様々な形態の番組が存在しますが、すべての番組に言えることはその番組を担当するパーソナリティの空気がそのまま反映されるということです。


テレビ番組とは違い、個人やグループ単位など比較的少人数で放送されることが多いラジオ番組は、しゃべっている人の空気がそのまま番組の色になります。
それはトークスキルなど技術的な要素だけでなく、拙いしゃべりであっても自分の言葉で伝えようとする意識が番組を形作っていくことになるのです。


だからこそお笑い芸人以外にも俳優やミュージシャンなど様々な人がパーソナリティを担当し、その人によって番組のテイストが微妙に異なります。
パーソナリティの発する何気ない言葉から、その人の性格や人柄が垣間見えるのが音だけしか聞こえないラジオの魅力であり、他のメディアとは違った面白さでもあります。