女子の気持ちブログ♪

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スポーツカーや高級車に憧れる若者が激減!車に興味を示さない、その理由は?

近頃は、若者の車に対する興味が薄れてきているというニュースをよく見聞きしますよね。昔は「社会人になってお金を稼げるようになったらどんな車に乗りたいか」が、男性を中心に若者の間でよく語られていました。

 

スタイリッシュなデザインが目を引くかっこいいスポーツカーをはじめ、車は若者が当たり前のように憧れる物の対象でした。かっこいい車の助手席に彼女を乗せてドライブ、そんなことまで理想として語られていましたよね。しかし、今はそうではなくなってきています。

 

地方住まいで通勤を含め車が必要不可欠な環境に住んでいるなら違うのかもしれませんが、都市部では車の必要性がだいぶ薄れてきています。公共交通機関が問題なく整備されていますから、移動するのに電車やバスを利用すれば不自由はほとんどないです。

 

ただ、若者が車に興味を持てない理由として最も大きいのは、やはりコストの問題でしょう。車を買って維持するとなれば、かなりのコストがかかります。買うとなれば数年単位でローンを組むのはもちろんですが、それだけではなくガソリン代、車検代、さらにはタイヤやバッテリーの交換にかかる費用、ボディやフロントガラスに万が一傷をつけでもすればその修理費用と、何かにつけコストがかさむのが車ですよね。

 

そして、今の若者は正社員でない場合が珍しくなく、車を買って維持していくのは収入的に無理と思っているケースがとても多いことでしょう。仮にフリーターで生計を立てていたら、たとえ中古であっても「車を持とう」とはなかなか思えません。内心では「車があったら便利だな」と考えてはいても、それは実現が難しい夢物語と化してしまっています。

 

車種や年式にこだわらなければ、安い中古車はいくらでもあります。ただ、それとて故障のリスクや維持していくコストを考えたら買いにくいので、若者は車になかなか手を出せないです。

 

さらに付け加えなければいけないのは、そもそも免許を取得するにも安くないコストがかかるということです。たとえ合宿免許で一気に取得を目指すにしても、自動車教習所にコツコツ通うにしても、免許の取得にはコストがかかります。これもまた若者の車離れにつながっている一因だと考えられますよね。

 

しかも、今はレンタカーやカーシェアリングのサービスがだいぶ充実してきています。もしもどうしてもレジャーで車を利用したいという場合、レンタカーやカーシェアリングを利用すれば問題ないと考える人は少なくないでしょう。

ですので、車を持つということへの興味関心が、余計に薄れやすくなっています。

 

若者が車への興味を失いつつあるのは、お金のことをはじめいろいろな要因が考えられます。これもまた時代の流れといってしまえばそれまでですが、自動車業界からすればこれからが正念場だといえるでしょう。