女子の気持ちブログ♪

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回転寿司のメニュー多様化について考えてみた

日本人が好きな食べ物の1つに寿司があります。寿司はシンプルでありながらネタのおいしさを存分に堪能できる料理で、今では国内のみならず海外にも誇れる食文化として国際的な広がりを見せていますよね。

そんな寿司を手軽に食べられる店といえば、回転寿司が真っ先に挙がります。レーンが回転することによって皿に乗った寿司が運ばれ、いつでも気軽に食べられるのが回転寿司の魅力です。ですから、回転寿司が日本に定着して以降、ずっと人気があるといっても決して過言ではありませんよね。ただ、この回転寿司、最近では寿司だけではなくいろいろな物が回っていて話題沸騰です。

 

そのメニューとは、ハンバーグ、天ぷら、うどん、ラーメン、あら汁、パフェ、プリン、アイスなどまさしく和洋折衷のバラエティに富んだラインナップですよね。これらのメニューが出た当初は「回転寿司でどうなのか」という声がありましたし、今でも受け入れられない人はいるでしょう。しかし、まるでファミレスのような回転寿司は、人々から遠ざけられるどころか大ヒット、多くの客を獲得しているのですからビジネスとして大成功です。

 

この回転寿司の変化は、家族連れの存在が大きく影響しているといえるでしょう。回転寿司に来た子どもからすれば、寿司だけだとやや物足りないはずです。子ども心に「甘い物を食べたい」という欲求があるでしょうから、プリンやパフェやアイスがあると嬉しいです。

また、ラーメンやうどんなどの麺類、あるいはあら汁などの汁ものは、寿司を食べ終わった後のシメで注文されることが多いですよね。寿司だけに限らずいろいろと食べられたほうがお得な感じがしますし、回転寿司ですからコスパ的にみても優秀です。このため、寿司だけではなく他のメニューも注文したい家族連れがリピーターと化し、繁盛へとつながっています。つまり、回転寿司としての新たな形態が、利用者に受け入れられた形といえるでしょう。

 

回転寿司は寿司屋なので寿司がメインなのは当たり前なのですが、寿司のみのおいしさやレパートリーだけでは差別化できなくなっています。そこで考え出されたのが、回転寿司のメニューの多様化です。これによって寿司好きのみならず家族連れをはじめとしたさまざまな利用者層の開拓に成功し、なおかつリピーターを増やすこともできました。

 飲食店で成功し続けるのは非常に難しいといわれていて、それは回転寿司ももちろん例外ではありませんよね。ただ、苦境に立たされているからこそ、さまざまな策が講じられます。ですので、回転寿司のメニューの多様化も、生き残るためにアイデアを必死に絞り出したことの賜物だといえるでしょう。