人気漫画の映画化が止まらない♪「ニセコイ」の実写にも期待しよう
漫画、アニメともに高い人気を獲得している「ニセコイ」が、映画で実写化されることになりました。主人公の一条楽役はSexyZoneの中島健人さん、そしてヒロインの一人である桐崎千棘役は中条あやみさんが演じます。
ニセコイは、とても楽しくなれるド直球のラブコメ作品です。楽を中心とした恋愛の話はもちろんのこと、千棘やもう一人のヒロインである小野寺小咲とのやり取りが、非常にコミカルなタッチで表現されています。ですので、それが実写化されてどんな作品に仕上がるのか、今から映画の公開日が非常に待ち遠しいです。
また、映画化するにあたって世間的に人気があるタレントをキャスティングしていますので、今までニセコイの存在を知らなかった人の興味を引くことにも期待が持てそうです。そして、ニセコイは原作の漫画がすでに完結しています。それだけにどんなラストにするのか、その点についても注目です。
ここ何年かの映画シーンを振り返った時、人気漫画の実写化はもはや当たり前になってきています。たとえば「るろうに剣心」「暗殺教室」「銀魂」などのニセコイと同じ週刊少年ジャンプ作品をはじめ「ちはやふる」「L・DK」「アオハライド」のような少女漫画原作の実写化もかなり目立ちます。これらの人気漫画を映画で実写化した場合、若い年齢層の集客が見込めます。
すでに原作が大ヒットしているので、安定した観客動員に期待できます。今は大金を投じて制作したにもかかわらず映画館で閑古鳥が鳴くような失敗は許されない時代です。それなら安定的に集客できる人気漫画原作の映画を制作したほうが、損失を出しにくいのは間違いありません。
人気漫画を映画で実写化することについては、それが決定する度にSNSをはじめとしたネットで賛否両論の意見が多数出ます。主に「原作のイメージが壊れてしまう」というような悲観的な意見が多いのですが、そうではない人ももちろんいます。
新たなファン層を拡大するという観点で考えれば、人気漫画を映画で実写化するのは決して無駄な試みではありません。映画を公開することの利益をしっかり算段に入れているのはもちろんでしょうが「素晴らしい作品をもっと世の中に広めていきたい」という意図も根底にはあるはずです。
また、実写化によってどんな作品に仕上がるのかわからないワクワク感もありますから、一概に否定するのはよくありません。
ニセコイはキャラたちのテンポ良い会話の掛け合いが魅力の1つでしたが、それが実写になってどう表現されるのか、今からとても楽しみです。