女子の気持ちブログ♪

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いつの時代もなくならない「子供の不登校」問題について

子どもが学校へ行かなくなってしまう不登校の問題は、いつの時代にもありました。ただ、ここ最近は、不登校の児童が残念ながら増えてしまっているようです。このニュースを知った時、私は「本当に根深いテーマなんだな」と痛感させられました。そう思った背景には、私も小学生の時不登校になりかけたことが大きく影響しています。

 

不登校になる原因は、人によってさまざまです。友達との付き合い方が上手くいかない、学校へ行くのがとにかく辛い、雰囲気にどうしてもなじめないなどです。私の場合、その原因は担任の先生でした。担任の先生が今思えばかなり独裁的な考え方を持っており、その先生への恐怖感から私は学校を休むようになったのです。決定的な原因となったのは、最近の不登校の原因にもなっている給食関連の先生の厳し過ぎる指導です。

 

担任の先生は、給食を残すと激しく叱責しました。そして、食べ終わるまで絶対に許してくれません。その恐怖感から、給食の前は「今日全部食べられるだろうか」と食欲が減退し、育ち盛りにもかかわらず食事はまったく喉を通らず、給食の時間がまったく楽しくありませんでした。緊張は朝1時間目からすでに襲ってきて、給食前の4時間目は憂鬱でしかたありませんでした。その恐怖についに耐えられなくなり、仮病を使って学校をずる休みしたことが何日かありました。

 

そんな私を救ってくれたのは両親でした。両親は私に「学校へ行け」と甘やかさず尻を叩いたのですが、それと同時に「何があってもお前を守ってやるから安心しろ」と励ましてくれたのです。給食の時間がイヤだったのは変わらないですし、不登校寸前だったのは事実です。また、他のクラスメイトの中には、本当に不登校になってしまった人もいました。本当にギリギリの状態で、私もどちらに転ぶのかわからない瀬戸際にいました。もしも両親が私を励ますことなく冷たく突き放していたら、中学も高校も行けなかったかもしれません。

 

このような苦い経験があるため、最近の不登校の理由が学校の先生だったと知ってもまったく驚きません。それを経験するまでの私は、学校の先生は無条件で味方なのだと思っていました。まだ人を疑う心を持たない素直な子どもなのですから当然です。ですが、その経験をした事で私の考え方は覆りました。そして、大人になった今でもその先生のやり方は絶対に間違っていたと思いますし、そうした間違った指導の結果不登校にならざるをえない児童がいるのは本当に許せないことです。先生が原因の不登校は子どもに何の罪もないのですから、一刻も早くなくなって欲しいと私は切実に願っています。