女子の気持ちブログ♪

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時代の変化は食事にも..。「孤食」が増えている原因について

昔と今で大きく変化したことの1つに、食事の取り方があげられます。昔の食事の取り方といえば、ちゃぶ台に集まって一家全員が揃って食事を取るというものですね。もちろん昔でもそうでなかった人はいたのでしょうが、多くの家庭がそのような食事の取り方をしていたことは想像に難くありません。

そして、食事の時間が自然と一家団らんの時間になっていました。しかし、今はどうでしょうか?食事の時間に家族全員が集まるどころか、そもそも一人暮らしをしていて誰かと一緒に食べる機会はないという人も多くなってきていますよね。

 

1日の全部の食事を1人で取ることを孤食といいますが、今はこの孤食が全く珍しくありません。子どもから高齢者までが、孤食になりやすい生活環境になってきています。子どもの場合両親が共働きだったら、孤食になりやすいです。学校に行けば給食などで誰かと一緒に食べることになるはずですが、それも絶対ではありませんよね。また、学校が休みの日に両親と食事ができないことも、あっておかしくありません。

 

また、20歳以上でも結婚していない一人暮らしの人は、孤食になりやすいです。会社でも仲間とお昼ご飯を食べることがなければ、3食を1人で食べることになりますよね。今は昔と比べて上司や同僚と深く関わらないのが一般的になりつつありますから、そうなると食事を誰かとともにする機会は決して多くないでしょう。

 

さらに、孤食のイメージが最も強いのは、一人暮らしの高齢者です。一人暮らしの高齢者は学校や会社などのコミュニティに属していないことが多いので、必然的に孤食になりやすいですよね。夫婦や子どもたちと一緒に暮らしているならまだしもそうでない高齢者は今どんどん増えているはずで、そうなれば本人の望む望まないにかかわらず結果的に孤食となることでしょう。

 

食事を取る時に誰かと一緒に食べるのは、非常に楽しいことですよね。食事についてあれこれ感想や意見を言いながら食べるのはおもしろいですし、そうでなくてもちょっとした雑談でもしながら食事を取れば和やかな雰囲気になります。

もしも子どもと一緒に食事を取れば、今日経験した出来事を自然と聞くことになるでしょう。これらは、とても自然なコミュニケーションの取り方ですよね。ただ、今はそれが残念ながら失われつつあります。もしかしたら近いうちに「孤食が当たり前」の時代が来てしまうのかもしれません。

 

今はただでさえ人間関係が希薄だといわれている時代ですが、だからこそなるべく孤食にならないよう意識して食生活を送ることが大事なのかもしれませんね。