アメトーーク「徹子の部屋芸人」が面白すぎる！

2018年6月10日に放送された人気テレビ番組「アメトーーク」2時間スペシャルは、徹子の部屋芸人でした。

 今回の徹子の部屋芸人は、超がつく長寿番組「徹子の部屋」に出演した芸人たちの惨敗エピーソドを披露、さらに、もうそろそろ呼ばれそうな千鳥にどういうトークをすれば徹子の部屋で良い雰囲気にできるのかの傾向と対策を考えようという番組内容でした。

徹子の部屋芸人は過去にも放送されていますが、2時間スペシャルになるほどの人気企画です。過去に爆笑させてもらった記憶が強く残っていたので今回もリアルタイムで見たのですが、期待通りのおもしろさだったので腹を抱えて笑ってしまいました。

まずこの放送で際立ったのは、ゲストのラインナップの豪華さです。タカアンドトシさん、キャイーンさん、ロンブーの亮さん、ピコ太郎こと古坂大魔王さん、友近さん、ナイツさん、次長課長さん、トレンディエンジェルさんと、今のお笑い界を引っ張っている人たちばかりでした。

この豪華なラインナップが徹子の部屋に出演してあえなく撃沈しているのですから、徹子の部屋恐るべしと言わざるをえません。また、スタジオゲストではありませんでしたが、間寛平さんや村上ショージさんなど大御所芸人さんたちも、大変な目に遭っていました。徹子の部屋で司会進行を務める黒柳徹子さんに、芸人としての常識はどうやら通用しないようです。

この特集がおもしろいのは、何といっても名だたる芸人さんと黒柳徹子さんとの絶妙のやり取りにVTR終わりでツッコミを入れていく点です。どうやったら黒柳徹子さんを攻略できるんだろうと試行錯誤するのですが、明確な答えはなかなか出ません。これにはゲストで呼ばれるかもしれない千鳥もただ戦々恐々とするばかりで、暗中模索な感は否めませんでした。

また、番組の最後で繰り広げられた徹子の部屋シミュレーションも、非常におもしろかったです。友近さんが黒柳徹子さんとしてシミュレーションしたのですが、喋り方や切り返し方がそっくりでした。モノマネのクオリティがとても高かったです。千鳥もこれには慌てふためくしかなかったのですが、だからこそ良い訓練になったと思います。

ギネス記録を持つほど長く続いている徹子の部屋は、まぎれもなくおもしろい番組です。それは黒柳徹子さんの人間としての魅力、そして人とのコミュニケーションの取り方が支持されているからだと思います。芸人さんにとって黒柳徹子さんを満足させるのは一筋縄ではいかないのかもしれませんが、今回覚えたことを参考にしながら千鳥には何とかして爆笑をかっさらって欲しいと期待しています。