女子の気持ちブログ♪

当ブログは日頃から思っている女子の気持ちや悩みを書いています。ぜひ参考にしてみてください。

「i-dio」のメリットデメリット

ラジオリスナーからすると現在のラジオの聴取環境に関してはこれ程良い時代はありません。

 

何故ならば、

  • サイマル放送にも対応してくれたおかげでパソコンからでもインターネットに繋いでいれば聞ける様になった
  • スマートフォンタブレット向けにアプリも用意されているので何時でも何処でも聞ける様になった

radikoTunein radio等のサービスが開始された事により全国のラジオがほぼ聞ける様になった為

  • 部屋にあるラジオのアンテナの向きを変える
  • ラジオ以外のコンセントを抜いて電波干渉を軽減させる
  • 韓国やアメリカ等周波数が同じの他国のラジオが混じらない様に周波数も微調整

一昔前みたいに気になる俳優や声優が出ているラジオ番組を聞きたいけど地元じゃ放送されていないので、放送されているラジオ局の番組を受信しようと奮闘する必要がなくなり地域格差が無くなりました。

 

特にAMは上記のやり方でなんとか聞ける事は出来ましたが、FM放送になると知り合いに頼んで録音してもらうか違法アップロードに期待するかの二択しかなく、ほぼお手上げ状態でしたがこちらもサイマル放送やラジオアプリにより地域格差は無くなりました。

 

この様にラジオに関してはインターネットの恩恵を受けたおかげで勢いを見せていますが、これら以外にもラジオでは新しいサービスが取り組まれている事をご存知でしょうか?

実は2011年に地上デジタル放送に完全以降し、不要となったアナログ放送の周波数を利用して映像・音響・データ等TVやラジオとは違う第3の放送を目指したサービス「i-dio」でもラジオ配信に関しては力を入れています。

 

i-dioでラジオを聞くメリット

i-dioには音質にも力を入れており現在の基準だと最高音質のハイレゾ音源で放送されています。今出ているラジオアプリの音質はガラケー全盛期に流行っていた公式配信の着うたフルと同等の音質な事が殆どです。

聞く分には支障はないがクリアな音で聞きたい人にi-dioがオススメです。

 

  • 防災情報も配信される

i-dioでは災害情報配信「V-ALERT?」のサービスも用意されておりリアルタイムでの災害や防災情報にも力を入れてある為自治体が直接大切な情報を住民に届けることができます。

またi-dioでは音や映像だけじゃなく静止画や文字情報でも配信出来るので健常者のみならず聴覚や視覚に障害のある人でも問題なく情報を得る事が出来るバリアフリー化しています。

 

i-dioにもメリットはありサービス自体も悪くありません。

ただラジオの面で見るとラジオ好きからはあまり注目されていない傾向にあります。

その理由については以下の事が考えられます。

 

i-dioの弱点

  • 受信エリアに差がありすぎる

一番のネックと言えるのがこの部分です。

2018年現在は徐々に増えてきていますが中国・四国地方及び北海道は開業準備中、つまりまだ未対応なのです。

 

また各地方でも対応していると言っても、また地方内の都道府県全部が対応しているかと言われたらそうではなく、更には対応している都道府県でも受信できるエリアと出来ないエリアがあり格差がありすぎる状態です。

これなら従来のポケットラジオかラジオアプリを使った方がラジオを聞きやすいです。

 

  • 対応機器が別にいる

こちらもネックになっている部分としてi-dioを使う為にはi-dioを受信する対応機器を購入する必要があります。

幸いAmazon等のECサイトで購入できる為難しくはないですが金額は1万円以上と手軽に購入出来る物でもありません。

仮に購入できても先程のエリア格差もある為同じ値段なら質のいいラジオ機器を買うか、月額3~500円前後払えば全国のラジオ局が聞けるラジオアプリが買った方がいいとそちらを選ぶ傾向になりやすいです。

 

現在はラジオを聞くなら従来同様に電波を受信してラジオ機器で聞くか、インターネットやアプリを利用してラジオを聞くかの選択肢が主流でi-dioはまだ選択肢としては弱いです。

しかし音質は音以外でも配信される点は非常に魅力的ですので今後のサービスの改良や発展にも要注目しておくのも良いでしょう。

 

少なくとも受信エリアが広がり全国どの地域でも聞ける様になった時がi-dioの本番になるでしょう。