まるでアマゾンの森の中？！ジャングルインテリアの魅力とは

2018年で注目されているワードの1つに、ジャングルインテリアと呼ばれているものがあります。人気情報テレビ番組の「ヒルナンデス」でも取り上げられていましたので、何となく聞いたことがあるという人もいるでしょう。

ジャングルインテリアとは、そのワードから連想される通り「インテリアに観葉植物をたっぷり使ったジャングルのような部屋」を意味します。

ただでさえスマホやパソコンのようなデジタルツールを使い続けて慢性的に疲れがちな昨今、ジャングルインテリアで部屋を癒しの空間に変えるのはとても魅力的ですよね。人は植物にあふれる緑を、本能的に追い求めているのかもしれません。

私も、観葉植物を育てているので、植物の癒し効果は十分わかっているつもりです。私が育てているのは小さい鉢植えで育てられるこじんまりとした植物たちですから、ジャングルインテリアという感じではありません。ですが、それでも目に入ればホッと癒されますので、あるのとないのとでは雲泥の差です。ですから、ジャングルインテリアがトレンドだということに、異論はまったくないです。

ただ、単なるトレンドに乗っかって園芸に詳しくない人がジャングルインテリアを始めてしまって大丈夫なのだろうか、という不安はあります。植物を育てた事がある人ならすぐにわかることですが、植物を育てたり管理するのはなかなか大変です。水やりや肥料を与えたり、日光をどれぐらい取り入れるのか考えたり、さらには剪定や切り戻しなども行っていかないといけません。植物は生きていますので、しっかりお世話をしないとすぐに枯れてしまう恐れがあります。

ジャングルインテリアで使われる観葉植物は、世話を比較的必要としないタイプが選ばれやすいですよね。それなら園芸に詳しくなくても、何とか管理できるのかもしれません。ただ、それでもまったくノーケアでOKということはないでしょうし、扱いや管理の方法を間違って次々と枯らせでもしたらそのショックは大きいです。

流行の多肉植物を使ったジャングルインテリアなら、管理はだいぶしやすいです。ですが、それでもしっかり育てていきたいのなら、それなりに目をかけていかないといけないはずですよね。

ジャングルインテリアというぐらいですから植物をたくさん買って飾るのが前提なのですが、まずは1株ずつ買って地道に育てることに慣れたほうが良いのではないかと私は思います。緑のたくさんある部屋は、確かに魅力的で癒される空間です。ですが、それには植物を育てていくことの大変さがともなうということを、多くの人に知って欲しいです。