2018年「FIFAワールドカップ」は驚きの連続！

ロシアで開催されているFIFAワールドカップ は、グループリーグの予選から波乱の展開が続いていますね。日本がコロンビアに勝利したことはもちろんそうなのですが、それ以外にもドイツがメキシコに敗れたりブラジルがスイスと引き分けたりなど、思わず「エッ」と驚きの声を挙げてしまうような試合が相次いでいます。中でも衝撃的なのが、2試合を終えた時点で1敗1分と精彩を欠いているアルゼンチンでしょう。

世界的なスタープレイヤーであるメッシのいるアルゼンチンは、当然のことながら優勝候補の一角として数えられていました。しかし、蓋を開けてみればアイスランドには1対1の引き分け、そしてクロアチアに対してはケアレスミスの失点が尾を引いたのかなんと0対3で敗れてしまったのですからビックリ仰天です。アルゼンチンがグループリーグで姿を消してしまう、そんな可能性も出てきてしまったのです。日本の勝利をはじめ、本当に何が起こるのかわからないのがワールドカップのグループリーグ予選なのだと痛感せずにはいられません。

今大会のグループリーグ予選を観ていて思ったのですが、ワールドカップともなると当たり前ですが出場国はどの国も強いです。そして、今はその実力差が以前ほど開いていないといわざるをえません。ドイツやブラジルやアルゼンチンなどワールドカップではおなじみの強豪国でも相手に楽勝できるわけではなく、それどころかほんの一瞬のスキをつかれて負けてしまうこともあるのですから、もう今までの常識は通用しなくなってきているといっても過言ではないでしょう。

そんな中波に乗るのが、クリスティアーノ・ロナウドがいるポルトガルです。メッシやネイマールといったポイントゲッターが苦しむ中、2試合を終えてすでに4得点をあげる好調ぶりを披露しています。2戦目となったモロッコ戦では、前半早々にコーナーキックからヘディングで決めた点が結局決勝点になっているのですから、間違いなくキーマンとなっていますよね。

ワールドカップは約1ヶ月ほどの開催期間で行われる短期決戦ですから、調子の良し悪しが大事なのはいうまでもありません。その点ゴールに確実に絡んでいるクリスティアーノ・ロナウドがいるポルトガルは、このまま快進撃を続ける可能性が高いといえるでしょう。

波乱含みのグループリーグですので、3戦目を終えないとどうなっているかわかりません。日本はセネガルやポーランドとの試合結果次第で決勝トーナメントへ進出できるかどうかが決まりますし、しばらくはワールドカップから目が離せないですね。