最近最終回してしまったアニメと、これから始まる新アニメについて

もう7月に突入したということで、それまで放送されていたアニメが次々と最終回をむかえました。そこで、最近終了したアニメがどのような作品だったのか、簡単に振り返ってみたいと思います。

まずここ何ヶ月かのアニメで特徴的だったのは、人気作品の続編が数多く放送されていたことですね。その作品とは「食戟のソーマ」「七つの大罪」「弱虫ペダル」がパッと思い浮かびます。どれも原作ファンが非常に多い人気作品の続編ですから、展開を楽しみにしていた人はたくさんいたのではないでしょうか？もちろん私もその一人です。

「食戟のソーマ」は、数々の料理勝負がみどころです。遠月列車編と銘打ち、遠月十傑と創真たちの熱い対決が繰り広げられました。

そして「七つの大罪」は、十戒との激しいバトルが見せ場でした。また、主人公であるメリオダスの過去の秘密、エリザベスとの関係性が明らかになるなど、目が離せない展開でしたね。

「弱虫ペダル」は、インターハイの2日目が終了しました。争いはやはり総北、箱学、京都伏見の3強対決で、ゴールラインを通過するまでわからないギリギリの勝負に思わず息をのんでしまいました。

これらの3作品は甲乙つけがたく、どれも素晴らしいクオリティでした。やはり漫画原作のアニメは安心して観られますよね。まだ物語は終わっていませんので、さらなる続編に期待したいです。

春の新アニメ組では「ガンゲイル・オンライン」の人気が高かったです。この作品は「ソードアート・オンライン」の外伝的作品で、原作者は違いますが世界観を同じくしています。SAOのキリトやシノンが活躍したGGOの舞台でレンがどのように頭角を現していくのか、見応えがありましたね。

また、キーパーソンであるピトフーイとの絡みがストーリーの主軸となっていることからわかるように、テーマをはっきりさせていたのが良かったのかもしれません。

個人的に高く評価したいのは「3D彼女リアルガール」です。観ていた人は少ないのかもしれませんが、ストーリーの展開がよくできていておもしろかったです。最後があいまいだったのは少し残念ですが、オタク男子高校生の恋愛模様をよく描き出していたと思います。

また、声優関連で少しだけマニアックなことを言うなら、石野ありさ役の津田美波さんの演じ分けが凄いと驚きました。津田美波さんは冬アニメの「シトラス」で藍原芽衣役を演じていたのですが、同じ女子高生の役とはまったく思えませんでした。どちらもそんなに目立つ喋り方ではないだけに、プロの声優さんの役のとらえ方のすごさを実感しました。

春の新アニメ組はやや小粒な印象でしたが、安定しておもしろい作品もありました。7月からは、早くも夏アニメの放送が始まっています。どんなアニメが始まるのか、しっかりチェックしていきたいですね。