寒さに強い、冬でも育てられるお花
これから寒くなる季節、咲く花がなくどことなく外が殺風景で寂しい感じがしませんか?でも実は、冬でも寒さに負けずに咲くお花があるんです!
そんなお花達をご紹介します。
パンジー・ビオラ
ちなみにパンジーとビオラの違いですが、パンジーは花びらが5cm以上で、ビオラは4cm以下なのが大きな違いです。ただ、見た目はほとんど同じです。
パンジー・ビオラは花色も多く、花期や花つきも良いので、初心者でも簡単に育てることができます。花の種類や大きさが豊富なので、様々な使い道があります。
気を付けるポイントは、しっかりと日光に当てることです。しっかりと日光に当たっていないと細くひょろひょろに育ってしまいます。
福寿草
福寿草は、その名の通り幸福と長寿を意味し、幸せを招く花とされています。お正月の寄せ植えにも利用され、新春を祝うめでたい花ともされています。花色は黄色が一般的ですが、白やオレンジ色などもあります。
福寿草は1~4月に花を咲かせ、6~7月に枯れてまた12月頃に芽を出す多年草です。基本的には日光を好みますが、強い日差しでは葉が傷んでしまいます。
また、冬の寒さにも強いとされていますが、根から水を吸う力が弱い為、土が乾くと弱ってしまうという繊細な性質を持っています。
庭植えの場合は広葉樹の下に植え、鉢植えであれば半日陰で管理するなど、本来の生育場所に近い環境で育ててあげることが大切です。
ノースポール
ノースポールは、別名「クリサンセマム」とも呼ばれる植物です。
見た目はマーガレットのような花をつけるノースポールですが、花の大きさは直径にすると5cm未満の花が多いです。平均して直径3cm~5cmの花をつけます。中心が黄色、花弁が白色で、濃いハッキリとした色をつけます。
特徴的なのは花だけではありません。その葉も特徴的です。葉丈は20cm前後まで成長し、四方に葉を茂らせます。葉は丸みを帯びた形状ではなく、ギザギザとしたのこぎりのような形を成します。
元気よく頑丈で、冬のガーデニングの定番の植物です。ノースポールは、日光さえ当たっていれば霜が当たっても大丈夫な植物です。庭でもプランターでも安心して育てることができます。
春先からは葉が伸びすぎてしまうので、刈りこんで風通しを良くしましょう。蒸れやすく、乾燥には強いので水のやりすぎには注意しましょう。夏の高温で枯れる秋蒔きの一年草です。
まとめ
他にも冬の寒さに強いお花はたくさんあります。
冬のガーデニングも楽しんでみませんか?