沢田研二、さいたまスーパーアリーナーでのライブをドタキャン！

歌手の沢田研二さんがさいたまスーパーアリーナで行う予定だった公演を突然キャンセルしたことが、話題になっていますよね。沢田さんは御年70歳ですから、いかに最近の高齢者が元気だとはいえ、このニュースの第一報を聞いた時は体調不良や病気が原因ではないかと心配になった人は、私だけではないでしょう。

そのようなやむをえない事情があるなら公演中止はもちろんしかたないことですし、ファンも納得できます。

ですがニュースの詳細を追っていくうちに、そうではないということが明らかになりました。沢田さんは病気等の理由で公演をキャンセルしたわけではなく「契約上の問題が発生した」と釈明したのです。

しかもこの内容をさらに深掘りしていくと、公演の来場者が9千人ではなく7千人だったので沢田さんが中止を決めたと報道されていました。まさかこのような理由で公演が直前で中止になってしまうとは、公演を楽しみに待っていた人は夢にも思っていなかったでしょう。

そして一般的な考え方に照らし合わせれば、どうして予定よりも来場者数が少ないと公演を中止しなければいけないのか、首を傾げたくなってしまいます。

好きなミュージシャンの公演に1度でも行ったことがある人なら、チケットを取ってどんな気持ちでその日を楽しみにしているかわかりますよね。沢田さんのチケットを買った人の多くは、公演を楽しみに待っていたのではないでしょうか？大切な人へ、プレゼントとしてチケットを買ってあげた人もいるかもしれません。

ですがその公演が直前になって急に中止になってしまったのですから、ファンのショックはやはり大きいです。楽しみにして空けていた予定が急になくなってしまうのですから、その日どうして良いのかわからなくなってしまいますよね。

主催者側の事情による公演中止ですので、チケット代は払い戻しされます。ただこれはお金だけが問題になっているのではなく、気持ちの問題です。

沢田さんのファンなら「それもまた沢田研二らしさだ」と思うのかもしれません。ですが周りから見れば大勢の人に小さくない影響が出てしまっているのですから、このような個人的な理由による直前の公演中止はやはり良くないですよね。

芸能関係の仕事をしている人は、常識から外れた生き方をした方が魅力的に見える場合があります。一般人とは違った生き方が、個性になることはもちろんありますよね。

ですが最低限守らなければいけない、守って欲しいラインというものがあるはずで、今回の一件ではそれについて考えさせられました。

ファンの期待にいつも応えるのはとても大変なのでしょうが、沢田さんのファンからすれば、このようなことはこれで最後にして欲しいと切実に思っているのでしょうね。