ロサンゼルス・エンゼルス所属「大谷翔平」が新人王獲得!
2018年11月12日(日本時間13日)、エンゼルスに所属する日本人選手・大谷翔平投手が2018年度のメジャーリーグの「ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)」を獲得しました。
日本人としては、野茂・佐々木・イチローに続く四人目の快挙であり、2001年のイチロー以来17年ぶりの新人王獲得となりました。
エンゼルスとしては2012年のマイク・トラウト外野手以来6年ぶり三人目の新人王獲得となりました。
そして、大谷投手の代名詞である「二刀流」では史上初となる新人王獲得となりました。
2012年に新人王を獲得したマイク・トラウト外野手は、「大谷の努力やハードワークが認められたことが素晴らしい」と祝福のコメントをしています。
新人王獲得の理由
新人王は、全米野球記者協会(BBWAA)の記者投票によって選出されます。
新人王候補は大谷投手の他に、ヤンキースのミゲル・アンドゥハー内野手、グレイバー・トーレス内野手の二人いましたが、新人王レース最大のライバルと目されたアンドゥバー内野手を圧倒する、記者投票全30票のうち、25票を獲得するという結果で新人王に選出されました。
日本人である大谷翔平投手が圧倒的な投票数を集めて勝利した要因はなんなのでしょうか。
その答えは、二刀流の元祖である伝説のメジャーリーガー「ベーブ・ルース」を越えた最強の二刀流選手になったことにあります。
大谷投手は、打者としての成績は
投手としての成績は「10試合出場、4勝2敗、防御率3.31、投球数51回2/3で63奪三振」というベーブ・ブルースでも達成できなかった「15本塁打50奪三振以上」を大きくクリアという伝説に残る成績を残しました。
OPSにいたっては、メジャーリーグ全体でみても第9倉井にランクインする好成績です。
対して、新人王のライバルと目されていたアンドゥハー内野手は
- 149試合出場
- 打率0.297
- 27本塁打
- 92打点
- OPS0.855
を記録しました。
更に、ア・リーグ新人最多タイ記録の47二塁打を記録しましたが、「失策数15(ア・リーグ第12位)」という不名誉な記録ももっており、ヤンキースの将来を担う三塁手として疑問の声が上がるほどに送球ミスが多かった事がマイナス評価となり、大谷に大きく差をつけられる結果となりました。