インドの経済成長と人口増加、今後の外国との繋がり方について
2020年代、最も成長が期待できる国はインドです。
インドの人口は現在13億で中国は14億なのですが、2024年には中国を抜き世界一の人口を誇る国になるそうです。
しかもインドは民主主義国家なので一党独裁の中国よりもアメリカやヨーロッパと付き合いやすいのではないでしょうか。
日本としても近くで領土争いしている中国よりもインドに期待したい気持ちは強いと思います。
しかし、インドは中国以外のそれらの国と離れているので干渉を嫌がって独自路線を目指す可能性もあるので期待しすぎると裏切られる可能性も大きいので注意が必要です。
そんなインドの自動車産業なのですがスズキがシェアを約50%もとっているそうで日本人としては日本企業が活躍していて嬉しいものです。
と続いていきます。
圧倒的なスズキのシェアなのですが、電気自動車勢がこれから猛攻をかける準備をしているそうです。
中国企業がインド内のGMの工場を買い取りインド国内産の電気自動車の製造を準備しており、あのイーロン・マスクさんのテスラが来年12月23日にモデル3、モデルXのデリバリーを始めます。
そしてインド企業のタタは傘下にイギリスのランドローバーを持っているのですが、そこの技術を利用したSUV(スポーツ用多目的車)を発売しようとしています。
インドを舞台にした自動車戦争は2020年から本格的に勃発するのですが日本企業はどうするのでしょうか。
スズキは既に電気自動車を開発しインドで試験車を投入しているとのことなので期待しています。
あと日本企業で電気自動車と言えば日産ですが最近はカルロス・ゴーンさんの件を巡って大騒ぎしており、フランス政府も注視している状況でどうなることか心配です。
日本経済の先行きはとても明るいとは言えないのにフランスと争わないで欲しいので、良い感じに手打ちをして欲しいとそれ関連のニュースを見るたびに思うのでした。
さて、インドの話しに戻りますが、インドは最近年7%もの成長をしているそうなのにインドのポテンシャルからしてそれは低い数字だそうです。
インド政府が国際貿易や海外からの直接投資に及び腰なために富が流れ込んでこず、労働者の仕事はなく中間層が育っていないと言います。
もちろんインド政府はそのことが分かっているので手を打っているのですがまだ足りないと言われており、さらに制度改革が望まれています。
もしそれが成功したら一体どれほどの富が生まれるでしょうか?
今の内にインドに投資しておくと将来面白いことになるかもしれません。