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「高級腕時計=富の象徴」人気上昇中、高級機械式腕時計の秘密

最近のトレンドは「高級機械式腕時計」でしょう。

日本で腕時計といえば多くの人たちはクオーツ時計を思い浮かべますが、少し趣味のある人、もしくはミドルクラス以上の人になると腕時計といえば機械式腕時計なのです。

 

機械式腕時計の中の入門編といえばオメガロレックスでしょう。これらの腕時計はどちらもメジャーであり、これらのブランドのロゴを知っている人は多いと思います。それにこれらの腕時計を購入する層というのは時計マニアではない人たちです。

 

これらの腕時計の値段はステンレススチールの腕時計で一本60万くらいで購入できます。しかし、かつてはこれらの腕時計は30万円台で購入できたのです。いったいなぜ機械式腕時計の値段は10年か20年程度前に比べると倍近く値上がったのでしょうか。

 

それは高級機械式腕時計が世界的にブームだからです。携帯電話が普及し始めた頃は、時間は携帯電話で確認すればいいので、腕時計はもはや必要のないものだといわれいました。

しかし、現在は当時よりも高級機械式腕時計の値段は上がり、多くの人たちが高級機械式腕時計に淡い憧れを抱いているのです。なぜでしょうか。

それは「腕時計が時刻を確認する道具から、その人のステータスを表すもの」へと変化したからです。

 

この変化を後押ししたのがスオッチグループリシュモングループです。

これらの企業はかつて中小企業として行なっていた時計産業に大資本として参加し、時計ブランド買いあさり、大々的に広告を打ち、スポーツのスポンサーに名乗りをあげ、腕時計の広告に有名人を起用するなど絶え間ないメディアへの露出を行なう傍ら、時計産業の歴史などのバックボーンを前面に出す活動を行なってきたのです。

 

その結果としてイメージとしての高級腕時計が出来上がったのです。ただし、高級時計メーカーの中にはロレックス、パテックなど大資本に属すことなく独立の経営をしている企業もあります。

ボーナスシーズンには経済新聞に高級腕時計の全面広告を見たことがあることが人は少なくはないかと思います。

 

私たちは腕時計は時間を確認するものや、ファッションの道具というよりも、自己の一部、すなわち「経済力の象徴」として腕時計を腕にはめているのです。

 

ですから、ある特定の腕時計が流行りだすと、猫も杓子もその腕時計を買い求め、その腕時計の価値は中古価格においても跳ね上がり時計の資産価値ができるのです。

多くの時計メーカーは自社の商品がこの資産価値がある時計になるために様々工夫をしています。