キラキラネームは度が過ぎると本人の重荷にしかなりません..。挙句の果てには改名されちゃいます
いつの頃だったか、キラキラネームってめちゃくちゃ流行りましたよね。漫画やアニメに出てきそうな、華やかでカッコよくて、可愛くて・・、とにかく普通の(普通が一体何なのか、うまく説明できませんが)名前とは一線を画す、あのオシャレな名前。
ただ、私としては、正直なことを申し上げますと、若干、というか、かなり冷めた目で見てたんですよね。だって、名前というのは、一生背負っていかなければならない、その人のアイデンティティであったりパーソナリティそのものじゃありませんか。
それを、流行りとか、カッコいい(カワイイ)からとか、そんな浅はかな理由(もちろん浅はかじゃない場合もあるでしょうが)で付けるというのは、いかがなものでしょうか。
というか、キラキラネームって、そのほとんどが、子供だから成立するようなものばかりじゃありません?ある一定の年齢になると、恥ずかしいですし、もっと言えば名前負けするようなものばかりです。
こんなことを言うのもなんですが、そんな名前を付けられたお子さんがかわいそうですよ。とまあ、こんな感じで、かなりキラキラネームに対しては抵抗感を感じていた私ですが、先日、次のようなニュースを目にしました。
それは、キラキラネームから改名した、というものです。その人の名前は、なんと「王子様」。しつこいようですが、これ、名前ですよ。どういう意図で、このような名前を付けたのかは測りかねますが、これを背負って生きていくのは相当厳しかったことでしょう。
自己紹介のシーンで、毎回王子様と名乗らなければならず、その度に好奇の視線と、失笑を受けていたのは容易に想像がつきます。
また、役所などで重要資料の提出の際にも、きっと、訝しい目で見られたことでしょう。
これがね、まだ、他のキラキラネーム、例えばそうですねえ、キティとか、ティアラとか、ペガサスとか、だったら、まだ成立すると思うんです。いずれも、かなりの注目を集める名前ではありますが、名前として成立するものばかりだからです。
一方で王子様の場合はというと・・。名前ではなく役職。しかも「様」という敬称付き。これはちょっと・・。でね、今回のこのニュースを見て、意外に感じたのは、名前の変更ってアリなんだ、という点です。
それなりに条件クリアが必要となりますが、名前の変更はアリなんですよね。冒頭で述べたように、一時期、めちゃくちゃキラキラネームが流行りましたからね。このニュースを皮切りにして、もしかすると改名をする人が急増するかもしれませんね。