イギリス「EU離脱」問題はどうなる?今後の予測と為替投資との関係性について
いよいよもってイギリスのEUの脱退が決断される時期になってきたということになるわけですが、基本的にはどうなるのかということがまったく予想できないというある意味面白い状況になっています。
具体的に言いますと、やっぱり無かったことにするということもありそうですし、初志貫徹して脱退するということもあるでしょうし、名目上、脱退はするが様々な特殊な条約を結んでほとんど加盟しているのと大して変わらないような貿易ができる状況に持っていく、ということにしそうな気もします。
何しろ、イギリスです。イギリスはもともとヨーロッパの小国であったわけですが様々な産業革命や戦争などを経てヨーロッパでも屈指の大国となったわけです。
そして、世界史を知っている人であれば分かるでしょうが、とにかく外交がうまいところであり、言い方は悪いのですが割と言を翻して都合のいいような行動を普通に行うというようなことが得意な国でもあります。
ですからある意味ではどうなってもイギリスだからそうだよね、と言えるような状況なので正直なところ、一個人が予想したところでどうなるのか、というのばどんな結果であろうともそれなりに合理的な理由をくっつけることができたりするので、予想自体にあまり意味がないと言っても過言ではない状況です。
しかしそれでも予想をして自分の行動の指針を決めなければならない人たちもいます。それが為替投資をしている人たちです。
要するにFXをやっている人としてそれは正直どうなるのかというのが分からないので、一般的には何もしない方が良いと言われています。
ポジションを取っておかないということがベストであるということになったとは言えるのですが、だからこそうまくすれば大きく稼ぐことができる投資のチャンスと考えている人がいるのもまた事実です。
そのあたりがまさに投資における恐ろしいところではあるのですが、実際問題として大きく為替が動きそう、というような政治的な要因というものの一つとしてイギリス EU脱退は間違いなく面白いことになりそうではあります。
一番楽しめるのは遠くから眺めているということであり、できるだけ実体経済に影響がないことを祈りつつ面白い感じに混乱してくれることを祈るだけです。
ですがこういうことが実体経済に影響を与えないことという事の方が少ないわけですから、ほとんど混乱しないことはあり得ないでしょう。
本当に、実際どうなるのだろうか、ということが分からないことになっています。