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カドカワの川上社長が辞任?業績不調?

2019年3月、カドカワの社長を務めていた川上量生さんが社長を解任され取締役に降格させられました。

川上さんはニコニコ動画を生み出したドワンゴの創業者でカドカワと合併後に両者のかじ取り役を任された形でしたが、ニコニコ動画は凋落する一方でその責任を取る形でこのようなことになりました。

 

5年前にドワンゴカドカワが合併した時は驚いたもので、当時のカドカワの会長である角川歴彦さんは川上さんのことをしきりに持ち上げていたことを懐かしく思います。

あれからYouTubeは発展し、ネットフリックスなどのサブスクリプションモデルの動画サイトも登場し動画サイトの戦国時代だと言われていますが、やはり英語圏を根城にする世界的サービスには日本のITサービスは太刀打ちできないと痛感しました。

 

川上さんの後任は角川書店松原眞樹さん、ドワンゴの社長荒木隆司さんも退任し夏野剛さんが新たに社長になります。

夏野さんは個性的な人物でよくニコニコ関連の動画や番組に出ていたので知っていましたが、ついに社長になったかと感慨深く思いました。

 

その夏野さんですが、さっそくAbemaTVニコニコ動画のパートナーシップを締結し、AbemaTVの番組をニコニコ生放送やニコニコチャンネルで配信できるようになるそうです。

狙いは互いのサービスのシナジーを活かすことで、その2つのサービスは互いに邪魔しないため補完し合うことが期待できると夏野さんとサイバーエージェント藤田晋さんとの対談で語っていました。

 

GAFAに全てを持って行かれないために国産プラットフォームを作るという話しですが、それだと川上さんの二の舞になるのではないかと心配です。

日本企業が発展するには海外に顧客を持つか国内市場を成長させるかのどちらかしかないと思います。

 

海外に出るのが難しいのなら国内市場を育てることに注力したらどうでしょうか。

具体的に言えば少子高齢化の解決、移民との融和が必要だと思うのでニコニコ動画のサービスでそれを進めてくれないかと思うのですが、それらのサービスを使う人はどうも保守的な傾向があるため難しいように思いました。

 

そしてドワンゴと言えばスマホ位置ゲーム「テクテクテクテク」もサービス終了しています。

一説によればその赤字が川上さんの解任の原因になったと言われていますが、リソースをもっとニコニコ動画や有料のニコニコチャンネルの質の向上につなげていたら今と違う結果になっていたのではないかとも思うのでした。