増税(税率10%)するにあたって改善すべき点とは
今年の10月に消費税増税が控えています。現在は8%ですが、増税後は10%になります。増税の延期に関しては、リーマンショック級の出来事がない限りは行うとのことです。
内閣府は3月の景気動向指数について、悪化に引き下げました。追加経済対策も、今後の状況しだいで検討していくとのこと。経済に関しては、不安になるニュースが続きますね。
特に米中貿易摩擦です。アメリカが中国に対して関税を25%に引き上げました。ほぼ全ての輸入品に対して、関税を上乗せするようです。
すると中国側も報復として関税を引き上げるとのこと。経済戦争って感じだと思いました。
世界1位と2位の経済大国同士の揉め事ですが、世界的にも影響は出てくるでしょう。
特に日本はこの国々と関わりが深いので、何かしら影響が出てこないか不安です。国内のある金型製作の会社では、昨年の秋ぐらいから受注数が減ったという話です。
やはり米中貿易戦争の影響は、少なからずあるようですね。中国がくしゃみをすると、世界が風邪をひくと聞いたことがあります。まさに、その通りだと思います。
特に日本は製造業などで、中国に頼っている面があります。日本以外の国々もそうでしょう。米中の関係が改善するように、願いたいと思います。
予定通り増税されたら、国内の経済はどうなるかも気になりますね。
増税すると、消費が抑えられて物が売れないという事態が起こる可能性があります。過去にも、それでデフレスパイラルに陥りました。
そのため、何かしら対策をしなくてはいけません。そのうちの一つが軽減税率の導入です。生活必需品などが対象のようです。ただ、これがややこしそうなんですよね。
店内で食べたら10%でテイクアウトなら8%。
そうなると、コンビニのイートインで食べるのはどうなるの?ってなります。この場合は、購入者にイートインを利用するかしないかを確かめるようですね。
他にもややこしいケースは多く出てくると思います。軽減税率の適用されるケースをまとめた本などを配布してほしいですね。同時にキャッシュレス化も進めていかないといけません。
現金払いだと、消費税ポイントの還元がスムーズにいきません。店側も消費者側も損をする事態となります。対応レジを導入したり、消費者側も決済方法を変更する。
双方がスタイルを変える必要があると思います。
しかし、完全にキャッシュレス化は難しいでしょうね。高齢者は現金の方がなじみがありますし、災害時にキャッシュレス決済はできないという問題もあります。
増税するにあたって、改善すべき点は多々あります。