女子の気持ちブログ♪

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アメリカと中国の「米中貿易戦争」今後どうなる?!

米中貿易戦争という言葉が生まれて既に久しくなっていましたがまだまだ続いています。アメリカのトランプ大統領は5月5日に中国の輸入品に10%の関税をかけると宣言しましたが、5月10日にはなんと25%に上げました。

 

原因は中国側が5月の初旬に今までの交渉をなしにしてしまうような修正案を提出したことです。

そのような突然の合意破りは国際慣習に反しているのですが、なぜ中国側がそのようなことをしたかと言うと、1つはFRBパウエル議長がトランプ政権が要求する利下げをしないことを宣言し、その理由に米中貿易交渉に楽観的な見通しを語ったこと、もう1つは2020年のトランプ大統領再選のライバルである民主党バイデン候補者が中国に甘いスピーチをしたことが理由のようです。

 

中国側はそれでトランプ大統領が退陣すればアメリカとの蜜月の仲になれると踏んでいるようですが、トランプ大統領はバイデン候補者よりもミレニアル世代という1980年から2000年までに生まれた世代からの支持が高いため、トランプ大統領は2020年の再選に自信を持っています。

 

そしてアメリカと中国の争いと言うと中国のテクノロジー企業のファーウェイです。

ファーウェイは5Gという次世代通信規格の技術で世界一と評判であり、通信技術は軍事でも重要なのでアメリカは中国との覇権争いのためにファーウェイを自国や同盟国での利用を禁じるよう求めています。

 

その流れにグーグルらアメリカ企業が乗り、グーグルやファーウェイにスマートフォンのOSであるAndroidの利用を禁止することにしました。

さらにインテルクアルコムもファーウェイへの部品供給しないことにし、アメリカ側の本気が見えてきます。

 

さて、こういう時に日本メーカーはどうなのか気になるところですが、ファーウェイと取引のある企業は多いためこの米中の争いで一番損するのは日本だと言う方もいるので油断はできません。

 

米中貿易戦争がいつまで続くのか気になるところですが、Twitterを中心に情報を発信している投資家の広瀬隆雄さんは日本がかつてアメリカとの貿易交渉でがつんがつんにやられた頃を例に出し、米中貿易戦争はまだまだこれから長く続くことを警告しています。

 

そして怖いのは中国ではなくイランとアメリカの不仲で、よく米中貿易戦争をしながらイランと喧嘩していられるなと感心していますが、それゆえにアメリカは覇権国なのでしょう。

これからどうなるのか分からないのですが、それゆえに国際的に生活できるようにならないといけないと思います。

そして来年の東京オリンピックを無事に迎えられるようにと祈るのでした。