高齢者の運転免許証、自主返納が増加!責任感のある高齢者がこれからも増えますように...
最近『高齢者の自動車運転事故』が増えています。
連日、テレビで報道されており、不安に思っている方も多いでしょう。
これら高齢者の運転事故の多発を受けてか、最近、高齢者の運転免許証の自主返納が増えているそうです。
また『返納のやり方が分からない』『返納はしたいけど、運転免許証は身分証としても使えて何かと便利だから無くなると困る』と、迷っている方も多いと思います。
今回はそんな方々に、運転免許証の返納方法や返納した場合のメリットなどをご紹介したいと思います。
運転免許証の返納方法
運転免許の返納は、基本的に警察署や運転免許センターにて行われています。
また、一部地域では交番にて返納手続きが可能です。基本的には、有効期限内の運転免許証のみで手続きが可能ですが、一部地域では印鑑など別に必要となるものがあります。
運転免許とは別に必要となるものはお住いの地域によって変わりますので、不安な場合は事前に最寄りの警察署に問い合わせることをお勧めします。
また、運転免許の自主返納を行う際『運転経歴証明書』の発行が同時に行えます。
この運転経歴証明書の発行こそ、運転免許証を返納する利点といっても過言ではありませんので、必ず発行手続きを行って下さい。
運転経歴証明書とは
簡単に言えば、免許証と同じく身分証として用いることの出来る証明書のことです。
運転免許証を返納する際に発行が可能で、以後はこちらを身分証として利用することが出来ます。
運転免許証を返納してしまうと、各種手続きなどで身分証として使うことが出来なくなり、不便する場合があります。これらの不満を解消するために作られた証明書が、運転経歴証明書になります。
また、運転免許証返納のメリットを受けるためには、運転経歴証明書が必須になります。発行しないと特典が受け取れないので、必ず運転経歴証明書を発行するようにしましょう。
運転経歴証明書を発行した際のメリット
運転経歴証明書を持っていると『高齢者運転免許自主返納サポート協議会』に加盟している企業・団体から様々な特典が受けられます。
加盟店により特典は異なりますが、基本的には提示することで商品や利用料金の割り引き、プレゼントなどの特典が受けられます。
一部加盟店においては、本人だけでなく同伴者にもサービスが発生する特典も存在するので、本人以外も恩恵を受けることが可能です。
これらの特典を利用、又は受け取る際には運転経歴証明書の提示が必要なので、サービスを受ける場合は必ず携帯するようにしましょう。
各加盟店舗の詳細な特典内容に関しては、警視庁のHPに記載されておりますので、そちらを参考にして下さい。
運転免許証返納によるデメリットは、運転経歴証明書があれば問題はありません。
また、サポート協議会から様々な特典が受けられます。毎年の更新などを考えると、ただ免許を持っているだけというのも、なかなか不便で面倒なものです。
これを機に、高齢者の方は免許の返納を検討してみるのも良いでしょう。