女子の気持ちブログ♪

当ブログは日頃から思っている女子の気持ちや悩みを書いています。ぜひ参考にしてみてください。

アニメ業界のこれまでと、これからの動きについて

最近のアニメ業界の動きを見ていると良い面と悪い面が見えてきてどうなっていくのかという感じがしています。
それはどういう事かというと、最近のアニメ業界の動きが明らかに女性に人気が出そうなアニメと、男性に人気が出そうなアニメの両方を作ろうとする動きがあるという感じがしています。

 

こういう動き自体は決して悪い事ではないです。ですが、そのせいで純粋に性別や世代を問わずに楽しめるようなアニメが減るような傾向が、より一層強くなっているという感じがします。

なぜなら、男性が好きそうなアニメや女性が好きそうなアニメというのはそれぞれではかなり人気はあっても、男女共に人気があるような事にはならないような内容のアニメになっているからです。

 

ですから、こういうアニメが増えていく事で本当に世代や性別の違いに関係なく人気が出るようなアニメが出にくくなっているのは確かです。

では、どうしてそういう傾向になっているのかというとその方がアニメの売り上げが増える事が多いからです。

 

そして最近は女性にのみ人気が出るような内容のアニメが増えてきたのは、意外と女性に支持される内容のアニメを作れば、男性のいわゆるオタクと呼ばれる人以上にお金を落とす事が分かってそういうアニメの制作が増えてきたというのがあります。

 

実際に一昔前では明らかに男性に人気が出るのが分かる内容のアニメが多かったです。
それは男性のオタクに媚びた方がお金になると思われてきたというのがあったからです。

ですが、あるアニメが女性にヒットしてそれが映像メディアの売り上げだけでなく、いろんなアニメグッズの売り上げにも影響したというのが女性に人気が出るような動きを作ったと言えます。

私はこの動き自体は決して悪いとは言わないです。なぜならこれでアニメ業界が潤うのなら、それはそれで良い事だからです。ただ、その反面そういう事ばかりを目的にしてアニメが作られるようになると、従来子供も含めて楽しむ物だったはずのアニメがある特定の層にだけ人気が出るような物ばかり量産されるようになっていくのは望ましい事ではないです。

 

ただ、アニメ業界も慈善事業ではないので儲かる方向に動くのは仕方ないという気持ちもあって複雑な気持ちです。
ただ、そういう流れが今のアニメ業界に見え隠れしているのが少し残念です。

やはり従来の性別世代を問わずに楽しく見れるアニメを作って欲しいと思っています。
その精神を忘れてしまうとアニメ業界の未来も暗いような気がします。