女子の気持ちブログ♪

当ブログは日頃から思っている女子の気持ちや悩みを書いています。ぜひ参考にしてみてください。

化学系企業の株価は今後どうなるのか?

「株価」の画像検索結果

日本の化学系企業が、海外の塗料大手会社の買収を断念すると発表しました。断念したのは、買収を仕掛けた相手側が断ったのが理由のようです。気になったので調べてみた所、企業が提案した価格はその時点での株価より少し上程度でした。

保守的過ぎる、または会社の価値を低く見過ぎていると塗料会社側が受け止めたみたいです。買い叩きに近い内容とも言えるため、断るのが普通な気がします。

 

当初の低い数字ではなく、相手が驚くほど高額な数字を提示していたら買収は成立した可能性があります。ただ、その際はお金を調達しなければいけないので、公募増資転換社債などを使う必要がある状態になっていたはずです。あるいは金融機関から大金を借り入れるなどをしていたと予想されます。

 

その結果として、負債が増えたり発行株数が増加したりすると考えられるので、株価は急降下してもおかしくないです。
これは先行投資と言える手法なので、最初は多額な費用負担が発生するのが特徴です。ただ、買収相手の売上や利益が上積みされるので、決算の内容が以前よりも良くなります。利益も出しやすくなるので、借入金の返済がスムーズになります。

 

この場合の株価については、すぐには上昇することはないです。最低でも数年はかかるので、株を買って利益を出したい場合は忍耐が必要だと思います。

面白いことに、化学企業の株価は取引開始前から買いが集まっていました。買収に必要とされる費用は高額となっていたので、その金額が不要となったため、会社の不利益にならないと投資家が判断したためです。

 

そして、取引が開始されると買い気配となり、前日より大きく値上がりした状態に変化しました。その光景を見た私は、先日に買っておけば良かったと後悔しました。気になったので毎日見てはいたのですが、まだ下がるような気がしたため手が出せなかったです。

この企業の今後についてですが、記事には戦略的提携を進めていくと書いてあるので、何らかのM&Aを探っているようです。両社とも世界的な企業であることには変わりがないので、提携を成立させればお互いの利益につながります。それほど大きな儲けにはなりませんが、何もしないよりはマシかもしれません。


買収提案の方は膨大な費用負担が発生し株価が下落するので、しばらくはこの方法を取ることはない気がします。恐らくですが、企業の首脳陣達は株価が急落した場面を見て背筋が冷えたはずです。懲りたと考えられるので、当分は平穏が続くと思います。