女子の気持ちブログ♪

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「高齢者の自動車運転事故」と「交通弱者」の複雑な問題

最近の報道で目にすることが多くなりましたが、高齢者の自動車運転による事故が多発していることに心を痛めています。

それは、高齢者の自動車運転についてはとうてい他人事であると思えないからです。私の父親はすでに80代の後半の年齢に達していますが、まだ元気に仕事をしていることもあって、毎日のように自動車を運転しています。

 

いわゆる認知症のような症状はまったくありません。まだ、私が父親の運転する自動車に同乗してもそれほど危険を感じることは滅多にありませんから、周りも自動車を運転することについては身を挺して止めるということはありません。

もちろん、父親は仕事もありますし、自動車がなくても不便ではないという場所に暮らしているわけではありませんから、自動車は生活に欠かせないインフラになっているといえるのです。


それでも、本音を言えばなるべく自動車を運転することはやめてほしいと思うことも少なくありませんが、「夜間には自動車を運転しない」ことや「知らない場所に自動車で出かけることは避ける」という約束で運転しています。

同じ年齢の人と比べれば若々しいと言っていい父親ですが、最近の運転免許の更新ではかなり苦労をしたのも確かです。それは視力検査に落ちたということが大きな原因です。高齢者の講習などはそれほど苦労したわけではありませんでしたが、視力は眼鏡の度数を高くしても解決しなかったのです。

 

視力検査の合格点まではあと一息だったので、手術をすることによって多少は視力が上がるということで白内障の手術をしてようやく視力検査に合格しました。いくら免許の更新のために必要だったとはいえ、日帰りで時間のあまりかからない手術であったとはいえ、高齢者の父親に絶対に必要であるとは言えない手術を受けなければならなかったことに、ちょっと複雑な気持ちになってしまいました。


私もあと20年位先になれば、同じような境遇になるかもしれないことを考えると自動運転技術の速やかな実用化を望みます。父親の話によると高齢者には自動車がないとかなり生活に不便であることを訴える人が少なからずいたそうです。

そして、高齢者の講習や視力検査で泣く泣く帰っていった人も少なくないということでした。自動運転技術がしっかりと実用化出来るようになったならば、このような高齢者がかなり少なくなることが考えられます。自動運転技術は交通事故の減少や交通弱者の人に大きな恩恵をもたらすことは明らかと考えられます。