女子の気持ちブログ♪

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「世界の果てまでイッテQ」のお祭り企画はやらせだった?宮川大輔は被害者?

日本テレビのバラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」の人気企画となっていた「お祭り企画」で、実際には存在しない祭りをさも毎年開催しているように見せかけて放送していたのではとの疑惑が浮上しています。

 

放送では視聴者への謝罪テロップが流れ、当面のあいだはお祭り企画を中止されることが発表されるなど、バラエティ番組の制作のあり方について考えさせられる出来事でした。

 

「イッテQ」という番組は、さまざまな企画を通して視聴者に感動や面白いものを届けたいという熱量の伝わってくる番組でもあります。

制作スタッフは日夜、視聴者が楽しめる企画を考え、ロケハンや打ち合わせを重ねながら世界中のいろいろな場所を飛び回っており、そのような出演者やスタッフの働きがあって初めて、さまざまな企画がお茶の間に届けられています。

 

それは他のバラエティ番組にも言えることですが、毎週1時間の放送尺のために面白いことや楽しいことを考えてそれを実現させる労力は大変なものであり、人気番組になると視聴者の期待に応えなければというプレッシャーもあります。

 

だからと言って結果としてヤラセのようなことをしてしまうのは、見えている部分がほんの一部であるテレビにおいて番組の信頼を損なう原因にもなると思いました。

とくにイッテQという番組は大自然を相手にガチンコで挑んでいくような企画も多く、今回のことで同じ番組内の他の企画にまで疑念が生じてしまうのは、真剣に番組制作に取り組んでいる出演者やスタッフ、また番組全体としても損になってしまいます。

 

面白いものを作るという目的から考えるとヤラセや台本というのはあっても良いのではという意見もありますが、これも番組や企画によるところが大きく、例えばコント番組はすべて台本が用意されているため、ヤラセという概念自体が存在しません。

 

今年終了したフジテレビの人気バラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」もコントから派生した企画が多く、モキュメンタリ―のような手法で台本とドキュメンタリーの境目があいまいにすることで人気を博した企画も多くありました。

 

同じバラエティ番組でも体当たりで挑戦する企画が多い「イッテQ」のような番組は、今回のような裏側が見えてしまうと少し悲しくなってしまうような性質の番組で、バラエティ番組としての性質と同時に、視聴者が番組をどのように見ているかというのも大事になるのだと思います。

 

疑惑というものは厄介なもので、全体で見たときに黒い部分がほんの一部であっても、一旦疑惑が発覚するとすべてが黒く見えてしまうものでもあります。

だからこそ注目されたり期待されるような存在であればあるほど、清廉潔白な取り組みが大切になってくるのだと感じました。