秋の味覚「さんま」は栄養たっぷりな”はらわた”ごと食べよう!
秋の味覚の代表的なものの1つがさんまですよね。
さんまを食べる時、苦いはらわたはどうしていますか?
内臓特有の苦味がたまらないという人もいますし、苦くて食べられないという人もいるはずです。
さんまのはらわたは食べる派?食べない派?
あるテレビ番組の街角調査によれば、全体の75%の人が食べないと答えていて、圧倒的に食べない派が多いですね。
やはり、苦くておいしくないから食べないとか、魚臭くて食べられないという意見が多く見られました。
最近はスーパーでさんまを買う時にもはらわたを取ってくれるサービスもありますから、さんまを買う時点ではらわたはないという場合も増えています。
逆にお酒のおつまみにははらわたの苦味がちょうどいいなど、お酒飲みの人から愛されています。
はらわたにも栄養たっぷり
さんまの身にも豊富な栄養がたっぷり詰まっていますが、実ははらわたにも見逃せない栄養が含まれています。
ビタミンAが豊富で、体の抵抗力や免疫力を高めるサポート効果があります。
女性にはうれしい皮膚や粘膜を健やかに保つ作用もありますから、つるつる美肌にも役立ってくれます。
ビタミンB2やB12も豊富で、細胞を元気にしてくれたり血流をよくする働きがあります。体だけでなく脳の働きを活性化してくれますから、集中力や記憶力を高めたり認知症予防にもなります。
鉄分も豊富に含まれていますから、血液を増やして貧血防止にもなります。
はらわたをおいしく食べるには?
せっかく栄養がたっぷり含まれていますし、捨ててしまうのももったいないですから、はらわたも一緒に食べてみましょう。
いつもさんまを料理する方法でかまいませんから、内臓にもしっかり火が通るように気をつけてあげるだけです。
魚の中でもさんまのはらわたは苦味が少ない方なんですが、慣れていない人にとっては苦く感じてしまいます。
そこで、味をマイルドにしてあげるためにも、たっぷりのレモンや大根おろしと一緒に食べてみましょう。
さっぱりした味になって普通に食べるよりも苦味を感じにくくなります。
レシピサイトをのぞいたらはらわただけのレシピなんかも見つかりますから、工夫してみましょう。
はらわたも食べて秋の味覚を丸ごと味わう
さんまはたんぱく質や脂質、ビタミンなどが豊富ですから、はらわたも含めて丸ごと味わいたいですね。
せっかくの秋の味覚ですし、ゴミが減ってくれてエコにもつながります。
最初は慣れないかもしれませんが、いつの間にか病みつきになることもあります。
せっかくの秋の味覚ですから、余す所なく味わってしまいましょう。