【北陸】大雪の中のほっこり話と、残念な話

毎年、冬になると雪が降り寒い思いをしますが、今年は特に雪が多く降るようで、各地で混乱が起きています。
中でも、北陸では尋常ではないほどの雪が降ったため、数日間にわたって車が立ち往生してしまいました。寒いときに、車に閉じ込められることがどんなに大変なのか、想像しただけで寒気がしそうになります。

そんな中助け合う人の姿も

北陸で起こった車の立ち往生ですが、場所によっては自衛隊員が人力で除雪するなど大変な苦労があったようです。
ただ、そんな中でも明るいニュースもありました。道路沿いにある飲食店が、立ち往生している車のドライバーに無料で食事を提供したり、トラックが無料でパンを提供するなど、困難をみんなで助け合おうという行動をとる方も多かったのです。そのニュースを見て、世の中はまだまだ捨てたもんじゃないなと強く思いました。

また、ニュースでは近隣に住んでいる子供たちが、ドライバーに温かいお茶をふるまっている様子も報道されていて、子供のうちから他人に対する思いやりを持つことはよい教育になるなと感慨深かったです。

その一方で問題も

今回の大雪では、みんなで助け合うことがとても大切であると実感しましたが、その一方で行政側の不手際も気になりました。
車が雪に埋もれたしまった男性が、一酸化中毒で亡くなってしまいました。男性は、助けを求める通報を何度も行っていましたが、行政間の連携がうまくいかず助けられないまま遺体で見つかりました。

行方不明になり、何の連絡もない状態とは違い、すでに本人から何度も連絡が来ている状態で助けることができなかったことはとても残念なことです。
今後も、大雪が降る場面は何度も起こるでしょう。その時、行政の連携がうまくいかなければまた同じことの繰り返しになり、大切な命が失われてしまいます。
とても残念なことではありますが、今回の事を教訓としてぜひ改善策を見つけてほしいです。

私が住んでいる地方はあまり雪が降りません。それでも今年は何度も雪が降り、車を運転していてもスリップしてびっくりということが何度もありました。
雪は自然現象なので、人間が止めることはできません。ただ、事故に合わないように対策を行うことはできます。今年は、あまりスピードを出すことなく運転しようと思っています。
また、日常的に天気予報をチェックして、大雪が降りそうなときにはあまり外に出かけないようにするなど、自発的な対策を行っておこうと思いました。