「ラジオ放送」の変化とこれから
ラジオも今見直されてきている
「毎回同じ内容でつまらない」「あの芸能人の顔は見たくない」「ニュースが嘘ばっかりで信用性が…」等テレビ離れが進み他の媒体を変わりに楽しむ人が増えてきており中でもネットや動画サイトで時間を潰す人が増えてきています。
その媒体の中で見直されてきているのがラジオです。
どうしてラジオが見直されてきたのか?
ラジオも正直な事を言うとテレビ離れの事を悪く言えない程、ラジオ離れは進んでいるのが現状ですがラジオにシフトするだけの理由はあります。
「アプリの発達で聞きやすくなった」
現在はスマートフォンが主流となりiPhoneやAndroid向けにアプリが沢山リリースされています。
それに便乗する形でラジオも参入しradikoを始めとしたラジオアプリが現在も多くリリースされておりアプリを起動させ電波さえ確保していれば日本全国何処からでも聞ける様になりラジオのアンテナを拾う為にチャンネル調整をしたりする必要がなくなり利便性も向上しました。
「耳で聞くだけなので作業向けの音楽に丁度いい」
ラジオが見直されている理由の1つにテレビの様に画面に集中する必要がなく、耳で聞くだけでいいので作業用の音楽として最適だからです。
テレビだとどうしても画面の動きも見ておかないと行けないので仕事や家事等他の作業も同時にやっていると見落としてしまったり、集中できなくてどっちつかずになったりする事が多いのに対して、ラジオだと流れてくる音楽とパーソナリティの声が全てで顔や場面が一切見えないので目の前の作業に集中しやすいです。
「テレビでは見れない一面も見れる事がある」
ラジオだとテレビに出ている芸能人、俳優、アニメに出演している声優さん達がテレビでは語られる事の無かった裏話(収録背景や出演作品の思い出等)が聞けたりするのもラジオならではの特権です。
またラジオだとテレビよりかは規制がゆるくない事もあり、テレビでは比較的大人しめでもラジオだと本領発揮と言わんばかりにズバズバ言う様になったり、はっちゃけたりとテレビでは見れない光景がラジオでは見れる事が多々あります。
独自性重視ならコミュニティFMも聴取するのも有り
FMラジオの中には県全域で放送されている物以外にも特定の地域内での放送をメインとしたコミュニティFMに耳を傾けてみるのもオススメです。
コミュニティFMは特定地域メインな為規模は小さくこじんまりとした印象はありますがその地域に関する事(行事やイベント、交通情報、天気予報、事件や事故等)を取り扱う地域密着型ですので県内のラジオ局ではフォローしきれない部分もフォロー出来るメリットがあり作りこそ大手に比べると洗練されていませんが手作り感は強いがオリジナリティのある番組も多いので大手とは違う新鮮味があります。
今だと一部のコミュニティFMではインターネットやアプリを使ってのサイマル放送を取り入れている放送局もあるので聴取自体も簡単になってきています。
ラジオは今だからこそ聞いてみる価値は大いにある
テレビやネットに比べて取り上げられる事の少ないラジオですがラジオならではの強みは今でも充分に通用します。
テレビに限らずネットでもつまらなさやマンネリを感じ始めたら一度ラジオの方に耳を傾けてみると新しい世界に出会える事をお約束します。
少しでもラジオに興味を持ったらアプリをダウンロードするなりラジオチューナーやCDラジカセでラジオを起動させるなりして始めてみてください。