2018年、ベルセウス座流星群の観察ポイント
あなたはペルセウス座流星群をご存知でしょうか?
三大流星群のひとつと言われとても観測しやすい流星群です。他の2つには1月のしぶんぎ座流星群と12月の双子座流星群があります。
そのペルセウス座流星群の2018年の極大期、つまりは一番活動が活発な時期は8月13日の10時と言われており、残念ながらその時間は日本では日中です。
なのでその日にちの前後の夜に空を見上げてみましょう。
極大期から離れるほど流星は見えづらくなりますが、今年のペルセウス座流星群の場合は7月17日から8月24日頃続くと言われており、かなり範囲が広いのでチャンスは十二分にあります。
流星は放射点が高い位置にあるほど見えやすくなると言われ、今回は21時過ぎから徐々に放射点の高度は増して流星が見えやすくなり、明け方に近づくほど高度が増して行くので明け方前が一番見やすいです。
なので夜遅く起きているよりは早めにひと眠りしてから起きて観測に行く方が良いかもしれません。
流星群を見るための大敵は雲と月と街の灯りです。
雲が出るかどうかは運次第ですが、月は極大期周辺にはほとんど出ないので残るは街の灯りができるだけ届かないところに行きましょう。
当然暗いと危険が増すので移動するための灯りを用意したりケガをしないよう安全に気を付けてください。
ペルセウス座流星群の放射点はその名の通りペルセウス座の近くにありますが、流星は空全体で見れるので特別その星座だけ見ている必要はありません。
なので望遠鏡などは使わず肉眼で見ることがおすすめです。
あと立って空を見上げ続けるのは大変ですが、肉眼を夜の空に慣れさせないといけないので10分以上空を見上げている必要があるため、レジャーシートなどを用意しておくと楽になります。
どうしてもペルセウス座流星群を観に行けないという方はぜひネットで検索して美しい流星の画像や動画を見てみてください。
各新聞社がそれをテーマにしたニュース記事を作り、国立天文台のサイトではキャンペーンを行っています。
ウェザーニュースのYouTubeチャンネルでは驚いたことにもう今年のペルセウス座流星群の映像を公開しているため必見です。
他にもアマチュア天文家の方による美しい4kの映像もYouTubeにたくさんあり、ペルセウス座流星群は世界的なお祭りなのでこのお盆の時期に退屈している方はぜひ観に行ったら良いでしょう。
親戚が家に来ている、あるいは親戚の家に行っている方は親戚の子供たちを誘って観に行くのも楽しいと思います。