郵便ポストは赤色だけじゃない?!全国には黄色や青のポストがあるんです
郵便局やコンビニ、駅などにポストが設置されています。真っ赤なカラーで目立ち、存在感があるポストは、はがきや手紙、書類などを発送する時に投函します。ポストといえば赤ですが、1871年、郵便制度が始まった初期のポストは黒色だったそうです。
黒色のため、夜は見えづらい、分かりづらいなどの問題が発生し、1901年、目立つカラーである赤い色になったそうです。しかし、ポストは赤い色だけではなく、違うカラーのポストもあるようです。
黄色いポスト
黄色いカラーのポストは、大型集配所にある国際郵便専用のポストです。福岡城南区の団地入り口、肥後田浦駅、絶景が広がるJR日本最南端など幸せの黄色いハンカチにちなんだ黄色いポストも全国に5本、設置しています。送った方も送られた方も、なんだか幸せになれそうな気がしますね。
青い色のポスト
青いカラーのポストとは、速達専用のポストです。航空郵便専用のポストを引き継いだ、空をイメージしたカラーです。青い色のポストは1956年に登場し、オフィス街に設置された貴重なポストです。ピーク時には全国に418本設置されていましたが、現在は35本にまで減少しました。
千葉県の九十九里町にも青い色のポストが設置されています。青い海に青いポスト、ポストではなくまるでオブジェにようにも見えます。
速達専用のポストである青い色のポストですが、普通郵便も投函できるポストがあるんです。宮城県東松島市のJR矢本駅にも色鮮やかでインスタ映え間違いナシの青いポストがあり、地元もメディアヤ情報誌でも取り上げられているそうです。
東松島市矢本には航空自衛隊の基地があり、展示飛行でも有名なアクロバットチーム、ブルーインパルスにちなみ、商工会青年部の方が中心となり、郵便局に許しを得て青い色に塗り替えたそうです。ブルーインパルスの町ならではのアイデアではありますが、市内に4カ所しか存在しない貴重なポストです。
航空自衛隊松島基地では毎年8月に航空祭が行われ、10万人もの方が訪れるそうです。基地内に入ることができるほか、アクロバットチーム ブルーインパルスのダイナミックな展示飛行を見ることもできます。
空に大きなハートマークを描いたり、星、きれいな円、5機がループを描いたりと大空いっぱい華麗な飛行を楽しむことができます。矢本駅前にあるアンテナショップでは、ブルーインパルスのグッズも入手できるようです。